「私は成功している」を英語で I'm very success と言っていませんか?success、successful、succeed を一挙に理解しよう
「私は成功している」と言いたくて、思わず I'm very success. と口にしてしまい、隣の外国人の友人が一瞬きょとんとする。そんな風に引っかかってしまうのも無理はありません。日本語の「成功」という言葉に少し惑わされてしまうからです。
日本語の「成功」という言葉はとても万能です。「彼は成功している(形容詞的)」、「君の成功を祈る(名詞)」、「ついに成功した(動詞)」のように、同じ言葉がさまざまな品詞の役割を果たします。しかし、英語ではこれら3つの役割が、それぞれ異なる単語に分かれています。日本人が最もよくやってしまう間違いは、形容詞の successful を使うべきところに、名詞の success を入れてしまうことです。
ご安心ください。これら3つの単語は三兄弟のようなもので、1つのコツさえ掴めば簡単に見分けることができます。ここでは「✗ 間違った英語 → ✓ 自然な表現」を対比しながら解説していきます。
3つの単語、3つの役割
まずは三兄弟を整理してみましょう。これらはすべて同じ語源を共有しています。
- success(名詞)—— 「成功」という出来事や結果。前に a / your / great などがよく来ます。
- successful(形容詞)—— 「成功している、成功した」。人や物事を修飾します。前に be 動詞や very がよく来ます。
- succeed(動詞)—— 「成功する、成し遂げる」という動作。主語によって succeeds、succeeded のように変化します。
一言で覚える方法:語尾が -ful のものは形容詞、語尾が -ceed のものは動詞、そして残った success が名詞です。
最大の落とし穴:be 動詞の後ろには形容詞を置く
これは日本人が最も間違えやすいポイントです。「誰々が成功している」と言いたいとき、文の形は 主語 + be 動詞 + ___ となり、この空欄には形容詞が入ります。
✗ I want to be success.
✓ I want to be successful.(私は成功したい。)
✗ He is very success.
✓ He is very successful.(彼は大成功している。)
見分けるコツ: very の後ろには形容詞や副詞しか置けず、名詞を置くことはできません。very book や very money とは言わないのと同様に、very success と言うこともできません。be 動詞や very があれば、その後ろには successful を選ぶと覚えましょう。
ちなみに、この -ful のルールは他の単語にも共通しています:
- She is very careful.(彼女はとても注意深い。)
- The trip was wonderful.(その旅行は素晴らしかった。)
success も、これら -ful で終わる形容詞の仲間と一緒に覚えれば、すっきり整理できるのではないでしょうか。
第2の落とし穴:「〜することに成功する」には動詞 succeed を使う
「私は試験に合格するのに成功した」と言うとき、「成功する」は動作になります。多くの人がつい success をそのまま動詞として使ってしまい、文法的に間違ってしまいます。
✗ I finally success the test.
✓ I finally succeeded in passing the test.(私はついに試験に合格した。)
2つの重要ポイントに注意しましょう:
- 動詞は succeed を使い、過去形は succeeded になります。
- succeed の後ろに「〜すること(動作)」を続けるときは、succeed in + 動名詞(V-ing) という形がセットになります。
さらに2つ、自然な例文を見てみましょう:
- We succeeded in finding a cheaper hotel.(私たちはもっと安いホテルを見つけることに成功した。)
- She finally succeeded after trying many times.(彼女は何度も挑戦した末に、ついに成功した。)
もし succeed in がすぐに口から出てこない場合は、A1〜B1レベル向けのもっと簡単な表現を日常会話で代わりに使うのがおすすめです:
- I finally passed the test.(私はついに試験に合格した。)
- I finally made it.(ついにやり遂げた。)
これらはとても自然で口語的、かつ絶対に間違いのない表現です。慣れてきたら、succeed in を自分の表現の引き出しに加えていきましょう。
ステップ3:どんな時に success を使うべき?
2つの落とし穴についてお話ししましたが、「それなら success は一体どんな時に使うの?」と思うかもしれません。答えは、「成功」が**1つの結果、出来事、あるいは抽象的な『もの』**を指すときです。
✓ Your success depends on effort.(君の成功は努力次第だ。)
ここでの success は文の主語であり、名詞です。前に your を置くのは完全に正しい使い方です。名詞の success を使った、他にもよく使われる自然な表現を見てみましょう:
- The concert was a big success.(そのコンサートは大成功だった。)
- Hard work is the key to success.(努力こそが成功への鍵だ。)
- I wish you success in your new job.(新しい仕事での成功を祈っています。)
見分けるコツ: 「成功」の前に「ひとつの」「君の」「大きな」といった言葉(a / your / great など)をつけられる場合は、名詞的表現の success を使います。
30秒でできるセルフチェック法
今度「成功」という言葉を使いたくなったら、心の中で自分にこう問いかけてみてください。「この文での『成功』は、人を修飾している? それとも出来事を表している? それとも動作?」
- 人や物事を修飾している(前に be 動詞や very がある)→ successful
- 結果や出来事を表している(前に a や your をつけられる)→ success
- 動作を表している(〜することに成功する)→ succeed / succeeded
この3つの使い分けを頭に入れておけば、I'm very success のような不自然な文を口にしてしまうことはもうありません。
Loopy でどう練習する?
ルールを知っていることと、いざ話す瞬間に正しい単語を選べることは全く別物です。そのためには、リアルな英文の中で何度もこれらの言葉に出会い、正しい使い分けを直感的に身につける必要があります。
- レベル別コース:Loopy では A1–B1 レベルに合わせて、successful、succeed、success を日常会話に自然に盛り込んでいます。「仕事探し」「試験」「旅行」といったリアルなシチュエーションの中で出会えるため、単語帳で丸暗記する手間が省けます。
- シャドーイング・音読練習:ネイティブスピーカーの後に続いて I want to be successful. や We succeeded in finding it. と発音してみましょう。口を慣らすことで、be 動詞の後ろに自然と形容詞が出てくるようになり、文法をいちいち考える必要がなくなります。
- 記憶曲線(忘却曲線)による復習:今日整理した「成功」の三兄弟。Loopy は、あなたが忘れそうになる絶妙なタイミングで復習を促します。「思い出す」状態から「考えずに使える」状態へと導きます。
- 内蔵辞書機能:迷う単語があれば、タップするだけで品詞、例文、発音がすぐに確認できます。その場でどの形を使うべきか迷わずチェックできます。
「成功」への近道は、何度も優しくフォローされながら、正しい表現を手に入れていくことです。まずは今の実力を測定してみましょう。Loopy があなたにぴったりのスタートラインをご案内します。