関係節入門:who、which、thatを使って2つの文を1つにまとめよう
「電話をかけてきた人は私の兄です」と言いたいのに、結局 A man called. He is my brother.(男の人が電話をかけてきた。彼は私の兄です。)という短い2つの文に分けてしまうことはありませんか?これではリストを読み上げているようで、会話の自然な雰囲気に少し欠けてしまいます。
ネイティブスピーカーは、この2つの文を1つに繋げてこう言います。The man who called is my brother.(電話をかけてきたその男の人は私の兄です。)真ん中にある who called が今日の主役で、関係節 と呼ばれるものです。その役割はとてもシンプルで、直前の名詞を修飾(説明を追加)して、「どの名詞のことか」を指し示すことです。これをマスターすれば、あなたの英語は初心者レベルから、自分の考えを丸ごと伝えられるレベルへと一気にステップアップします。
難しく考える必要はありません。この構文の背景にあるのは1つのコアな動作だけです。コツさえ掴めば、すぐに使いこなせるようになります。
関係節は何をしているのか?
まずは日常のワンシーンを想像してみましょう。テーブルの上に本が2冊あり、そのうちの1冊を指したいとします。
- The book is mine.(その本は私のです。)—— 相手は「どの本?」と思うでしょう。
- The book that I bought yesterday is mine.(私が昨日買ったその本は私のです。)—— これで明確になりました。
真ん中に挟み込まれた that I bought yesterday は、範囲を絞り込むことで、相手に「どの本」のことを言っているのかを伝える役割をしています。このような、情報を補足し、かつ「それを取り除くと意味が通じにくくなる」節のことを、制限制限用法(限定用法)の関係節(defining relative clause)と呼びます。
覚えるための重要ポイント:関係節は常に、それが修飾(説明)する名詞の直後に置かれます。who、which、that を見かけたら、その1つ前の単語に目を向けてください。それが説明の対象(先行詞)です。
第一招:まず「この文がどの名詞を説明しているのか」を見つける
2つの文を1つにまとめる際、最初のステップは常に同じです。「2つの文で共通している名詞」を見つけることです。
次の文のペアを見てみましょう。
- I have a friend.(私には友達がいます。)
- She speaks five languages.(彼女は5ヶ国語を話します。)
2つの文で共通しているのは「その友達(a friend) / 彼女(she)」です。2つ目の文の she を関係代名詞に置き換え、friend の後ろに繋げます。
I have a friend who speaks five languages. ✓(私には5ヶ国語を話する友達がいます。)
プロセスを細かく分けて見てみましょう。
- 共通する名詞を見つける:a friend = she
- この名詞は人なので、who を使う
- who を friend の直後に置き、その後に残りの内容を続ける
毎回この「共通する名詞を見つける」ステップを最初に行うだけで、その後の関係代名詞の選択がとても簡単になります。
第二招:人は who、物は which、that はどちらでもOK
どの関係代名詞を選ぶかは、共通する名詞が「人」なのか「物(事柄)」なのかを見るだけです。
who は人に使う:
The teacher who helped me is very kind. ✓(私を助けてくれた先生はとても親切です。)
which は物や動物に使う:
This is the phone which takes great photos. ✓(これが、素晴らしい写真が撮れるスマホです。)
that は人にも物にも使え、日常会話で最もよく使われます。
- The teacher that helped me is very kind. ✓(私を助けてくれた先生はとても親切です。)
- This is the phone that takes great photos. ✓(これが、素晴らしい写真が撮れるスマホです。)
ですので、迷ったときはひとまず that を使っておけば、ほぼ間違いありません。慣れてきたら、少しずつ who や which をより正確に使い分けられるようにしていきましょう。
よくある間違いに注意してください。日本語の「〜の」を直訳して of を使ってしまったり、余計な代名詞を入れ直したりしないようにしましょう。
- The man who lives next door is a doctor. ✓(隣に住んでいるあの男性は医師です。)
The man who he lives next door is a doctor.✗
関係代名詞 who はすでに he の代わりをしているため、その後ろに重ねて he を置いてはいけません。覚えておきましょう。who / which / that 自体が主語の役割を果たしているため、1つで十分です。
第三招:where は場所、whose は「誰々の〜」を表す
人や物以外にも、便利な単語が2つあります。
where は場所に使い、場所を表す名詞の後に置きます。
This is the café where we first met. ✓(ここが、私たちが初めて出会ったカフェです。)
コツ:もともと言いたい内容が「その場所で」(at the café / in the city)である場合、where を使えば in や at を省くことができます。
whose は「誰々の〜」を表し、所有関係を繋ぐために使います。
I know a girl whose father is a pilot. ✓(私は、父親がパイロットである女の子を知っています。)
ここでの whose は「その女の子の父親」に繋がり、her father を whose father に縮めた形になります。文を繋げる際、日本語で「彼の〜」「彼女の〜」「その〜」といった所有の意味が含まれる場合は、whose を思い浮かべましょう。
重要規則:制限用法(限定用法)ではカンマをつけない
これは初心者が最もつまずきやすいポイントです。次のコツだけ覚えておいてください。「その情報を取り除くと文として不完全になる(意味が変わってしまう)場合は、カンマをつけない。」
- People who exercise regularly sleep better. ✓(定期的に運動する人は睡眠の質が良い。)
People, who exercise regularly, sleep better.✗
上の例文のポイントは「定期的に運動する人たち」という点です。who exercise regularly は必要な情報であり、これを取り除いてしまうと、どのような人たちのことなのか分からなくなってしまいます。そのため、カンマはつけません。
判断のコツ(取り除きテスト法):関係節の部分を丸ごと隠して、もう一度読んでみてください。
- 隠した後に文の意味が成り立たなくなったり、大雑把すぎたりする場合 → 制限用法(限定用法) → カンマはつけない
- 隠しても文の意味が成り立ち、その部分は単なるおまけの説明である場合 → それは非制限用法(カンマをつける用法)なので、後で学びましょう。
現段階で皆さんが遭遇する、どれを指すかを明確にするための文は、そのほとんどがカンマをつけないこのタイプです。
三步驟總複習
次回、2つの文を1つにまとめたいときは、次の手順で行ってみましょう。
- 1. 見つける:2つの文で共通する名詞
- 2. 選ぶ:人は who、物は which、場所は where、所有は whose。迷ったら that を使う
- 3. 繋ぐ:その名詞の直後に配置する。代名詞を重複して入れたり、むやみにカンマをつけたりしない
少し練習してみましょう。次の2つの文を繋げてみてください。I bought a jacket. + The jacket keeps me warm. 共通する名詞は jacket(物)ですね。答えは I bought a jacket that keeps me warm. ✓(私は体を温めてくれるジャケットを買いました。)正解できましたか?できた方は自分自身に大きな拍手を送りましょう。
在 Loopy 怎麼練
関係節(関係代名詞)をスムーズに使いこなせるようになるには、「実際の文の中で繰り返し出会うこと」が鍵となります。Loopyでは、who、which、that などの構文をレベル別コースのリアルな会話やリスニングシーンに組み込んでいます。A1からB1へと段階的に文を長くしていくことで、自然な文脈の中で何度も「名詞 + 関係節」の組み合わせを目にすることになり、徐々に直感が身につきます。
不確かな関係代名詞に出会ったら、内蔵の辞書を開いて例文を調べ、ネイティブスピーカーがどのように使っているかを確認できます。シャドーイング(聞き取りと発音練習)のトレーニングでは、The man who called is my brother. のような完全な長文を真似して発音することで、口が慣れ、実際に話する際にも途中で引っかかることがなくなります。学んだ構文は忘却曲線に基づく復習に登録され、忘れそうになった絶妙なタイミングで再び提示され、記憶にしっかりと定着させます。
自分が現在どのレベルから始めるべきか分からないですか?まずは一度レベル判定テストを受けて、Loopyにあなたにぴったりのスタートラインを見つけてもらいましょう。