so expensive ばかり言っていませんか?英語学習者が最もつまずく「高すぎる」の言い回し
夜市で値切り交渉をするとき、家賃の請求書を見たとき、レジで思ったより2倍高かったとき——口から出る英語は、いつも So expensive! ばかりになっていませんか?
心配いりません。これは本当に多くの学習者が共通してつまずくポイントです。so expensive も文法的には間違いではありませんし、意味も通じます。ただ、少し単調ですし、うっかり余計な単語を加えたり文型を間違えたりしがちです。ネイティブスピーカーが「高い」と表現する方法は実はたくさんあります。言い回しを少し変えるだけで、スピーキング力は一気にアップします。
この記事では、「✗ 自然でない表現 → ✓ 自然でこなれた表現」の形式で、セットごとに練習していきましょう。
なぜネイティブは so expensive だけをあまり使わないのか
so expensive が間違っているわけではありません。日本語の「すごく高いね」のようなもので、通じるけれど、使い続けると「本当に実感のこもった」ニュアンスに欠けてしまいます。ネイティブスピーカーは、より情景が浮かぶような、感情豊かな表現(例えば「強盗並みに高い」「大金を叩いた」など)を好んで使います。
これらを身につければ、海外ドラマのセリフが理解できるようになるだけでなく、自分自身もより自然に話せるようになります。さっそく始めましょう。
第1セット:ストレートに「高い!」と叫ぶ場面
ショッピング中に値札を見てショックを受け、思わず「うわ、高すぎる!」と言いたくなったとき。
- ✗
Wow, so expensive! - ✓ Wow, that's way too expensive!(うわ、これ高すぎるよ!)
- ✓ Wow, that's a rip-off!(うわ、これじゃまるでぼったくりだ!)
way too がここでのポイントです。way は here で too を修飾し、「適正な範囲をはるかに超えている」という程度を強調する役割を果たします。単なる too よりも感情がこもった表現になります。
This is way too expensive for a plastic cup.(プラスチックのコップにこの値段は、高すぎるでしょ。)
また、a rip-off は名詞で、「ぼったくり、値段に見合わないもの」を意味します。損をしたという怒りのニュアンスが含まれており、値切り交渉や不満を言うときにとても便利です。
That tour was a total rip-off.(あのツアーは完全にぼったくりだった。)
使い方のコツ:rip-off は「物/取引」を指す名詞なので、前に a をつけて「これは一つのぼったくりだ」という形で使います。
第2セット:so の後ろに余計な語をつけない
これは多くの学習者がよくやってしまう間違いです。語気を強めようとして、so の後ろに much を挟んでしまうケースです。
- ✗
This bag is so much expensive. - ✓ This bag costs a fortune.(このバッグ、めちゃくちゃ高い。)
- ✓ This bag is really expensive.(このバッグ、本当に高いね。)
ルールをひとつだけ覚えておきましょう:so の直後には形容詞を置き、間に much は入れない。
- so expensive ✓
so much expensive✗
so much は「不可算名詞」や「動詞」の前でのみ使用します。例えば so much money(こんなにたくさんの単語)や I love it so much.(これ大好き)などです。形容詞の前では、常に so 単独で使います。
ワンランク上の表現である cost a fortune は、文字通りには「財産を使い果たす」という意味で、「目玉が飛び出るほど高い」「大金を払う」というニュアンスになります。主語には「物」を置き、動詞には cost を使います。
Those concert tickets cost a fortune.(それらのコンサートチケットはめちゃくちゃ高かった。)
第3セット:家賃や生活費への不満を言う
「台北の家賃が高すぎて耐えられない」と言いたいとき、そのまま直訳してしまう人がよくいます:
- ✗
Taipei rent is too expensive, I can't stand. - ✓ Taipei rent costs an arm and a leg.(台北の家賃はとんでもなく高い。)
この文には修正すべき点が2つあります。1つ目は、I can't stand の後ろには目的語が必要だということです。単独で終わらせることはできず、正しくは I can't stand it. となります。2つ目は、自然な慣用句に置き換えることで、より情景が鮮明に伝わる点です。
cost an arm and a leg は、英語で「あり得ないほど高い」ことを表す古典的で定番のフレーズです。文字通り「片腕と片脚を差し出すほどの費用がかかる」という意味で、非常にイメージしやすい表現です。
Studying abroad costs an arm and a leg these days.(最近は海外留学するのにとんでもないお金がかかる。)
覚え方のコツ:「片手と片足を売り払わないと払えないほど高い」という誇張されたイメージを思い浮かべれば、一度で記憶に残ります。
第4セット:少し上品に「高い」と言う
すべての場面で感情を露わにして叫ぶ必要はありません。「ちょっとお高めだね」「安くはないよね?」と控えめに表現したいときは、以下のように言えます:
- ✗
It's so expensive, right? - ✓ It's pricey, isn't it?(ちょっと高いよね?)
アップグレードのポイントは2つ。1つ目は、pricey は expensive のカジュアルな口語表現で、ニュアンスが少し柔らかく、「高いけれど受け入れられる範囲」という感覚が含まれ、会話でとても自然に使えます。
This café is a bit pricey, but the coffee is amazing.(このカフェはちょっと高めだけど、コーヒーは最高だよ。)
2つ目は、文末の isn't it? は「付加疑問文」で、相手の同意を求めるために使われます。直接 right とつけるよりも自然です。簡単なルールを覚えておきましょう:前文が is なら、付加疑問文は isn't it? を使う。
一覧表でまとめて復習
今日学んだ表現を「『高い!』表現アップグレードパック」として整理しましょう:
- 値札を見て驚いたとき → way too expensive / a rip-off
- めちゃくちゃ高いとき → cost a fortune
- とんでもなく高いとき → cost an arm and a leg
- ちょっとお高めなとき → pricey
次回のお買い物の際、交代で使ってみてください。言い間違えても大丈夫です——自分から別の表現に言い換えようと挑戦すること自体が、昨日からの大きな一歩です。
Loopy での練習方法
これらの表現を知ることは第一歩に過ぎません。本当に自分のものにするには「実際のシチュエーションで繰り返し出合うこと」が必要です。
- レベル別コース:Loopy では A1〜B1 の難易度に合わせて、買い物、部屋探し、日常の愚痴などの会話シーンをご用意。pricey や a rip-off といった表現を、実際に使う場面で学べます。
- リスニング&シャドーイング:ネイティブの That's way too expensive! に合わせて発声。AI が発音やイントネーションをチェックしてくれるので、練習を重ねるうちに so expensive から卒業できます。
- 辞書機能:rip-off や fortune を調べるとき、音声を聞いたり例文を確認したりして、使い方を一度でしっかり理解できます。
- 記憶曲線に基づく復習:今日学んだフレーズは、忘れそうになった絶妙なタイミングで自動的に復習として提示されるため、丸暗記しなくてもしっかり記憶に定着します。
「so expensive」一辺倒から、状況に合わせて5通りの表現を使いこなせるようになりましょう。まずはご自身のレベルをチェックして、Loopy で最適なスタート地点を見つけてみませんか。